インナーマッスルのトレーニング~深層筋を鍛える方法

効果的なトレーニング

 

筋力トレーニングを行うときに注意することは、自分が限界と感じる範囲を超えた動作を行なわないようにすることです。これは、無理をして動作の範囲を広げてしまうと、かえって筋肉を痛めてしまったり、最悪の場合には筋断裂などを起こしてしまうことがあるからです。

 

筋力トレーニングを行なうには、安全性を第一に考えて、決して無理をしないことです。ただし、柔軟性が低いために動作の範囲が狭くなりすぎると、筋力トレーニングの効果も低くなってしまうことは覚えておいて下さい。

 

人間の筋肉は、力を入れる姿勢によって働き方が変わってきます。筋力トレーニングを行う場合は、出来るだけ動作の範囲を大きく取り、関節を曲げ伸ばしする範囲を広げた方が、より効果的に筋肉を鍛えられることになります。

 

また、大きな範囲で動作を行うことは、筋肉の運動量を増やす上でも効果的です。これはアウターマッスルにもインナーマッスルにも共通していることですが、筋力トレーニングを行う時には、柔軟性を高めておいた方が効果は大きくなるのです。

 

普通に歩いたり走ったりしている時や、スポーツや筋力トレーニングをしている時に、バランスを崩してしまうことがあります。そういった時には、人間の身体は反射的にバランスを取り戻そうと、普段よりも大きな範囲で関節の曲げ伸ばしを行おうとすることがあります。
この時に身体の柔軟性が低いと、関節を動かせる範囲も狭くなるために、怪我をする確率が高くなってしまうのです。筋力トレーニングの効果を上げるためだけではなく、怪我を防止するという意味でも、柔軟体操をしっかり行っておくことが大切です。